突然ですが、皆さんに質問です。
あなたの夢は何ですか?
こう聞かれて、即答できる大人ってどのくらいおるんかな?
というか、「自分の夢」について考えている大人はどのくらいおるんやろう。
少なくとも、就職して、退職して、出産して、、私はこの数年間で、「夢は何?」という会話を誰かとしたのは、たった一度しかありませんでした。
今回は、その大人になってから一度だけ「あなたの夢は何?」と聞かれたことがきっかけで、色んなことが少しずつ変わり始めた話をします。
大人になって自分の夢について考えたことのない方や、子育てに忙しくて自分の人生を後回しにしているママさんに読んで欲しいです。
きっかけはブログ
私がブログを始めたのは、上の子が生まれてすぐの頃。
スマホで更新できるモブログ。
本当になんとなく始めたのですが、きったない育児漫画wを描いて載せるようになってからアクセス数が増えて。
そのことをきっかけに、そのブログサービス会社からお声がかかり、ブロガー担当の方にお会いすることに。
「あなたの夢は何ですか?」
私が久しく聞いてなかったこの言葉を投げかけてきたのは、その担当の方だった。
あなたの夢は何ですか?
子供を産んでからは特に私の人生の主役は子供で、私の仕事は子供を育てることで、「夢」っていう言葉はこれから成長して大きくなっていろんな経験をするであろう子供にこそ相応しいと、そう思っていて。
だからその時「夢は何?」と聞かれたアラサー子持ち主婦の心境はこう。
夢!?私の!?てゆーか私、めっちゃ普通の主婦なんやけどそれ聞く!?
正直本気で戸惑ったし、聞かれて数秒硬直したよね!笑
私、ほんとに何も考えてなかったから、すごい抽象的な答えしか出てこなかった。
それでもその日、「そっか、私の人生の主役は、子供じゃなくて私なんか。大人でも夢は見ていいんや。」と、そういう気持ちになったことを覚えている。
わたしの夢
夢はなに?と聞かれたとき、私の口から咄嗟に出てきた言葉は、
子供が2人いて、2人とも女の子だから、同じ女性として誇れるような母親になりたい。
という抽象的かつ壮大なものだった。笑
でもほんとに何も考えずに喋ったから、それが私の本心なんだと思う。
しかも、「なりたい」って言うってことは、「現状はそうじゃない」って思っているということで。
だったら、そんな母親になるためにはどうしたらいいのか?
その日から、ちょっとずつ考え始めて思ったのは、「やりたいことを、いろんなことを理由に諦めない」母親でいる、ということ。
就職活動や、実際に就職してから、出産、結婚、子育て、そして再就職と、いろんなことを経験する中で、「女性の不自由さ」みたいなものを私は感じてて。
子供は二人とも女の子、ということはいずれこの子達も同じようなことで悩むのかもしれない。
そんな時に同じ女性である母親が、めっちゃ頑張って生き生きしとったらどうやろ?
「性別とか別に関係ないで」と言う姿をリアルに見せられたら、すごい励みになるんやないかな。
少なくともと私はそう思う。
「諦めなさい」と言うよりも、「やってみなさい」と言える母親でいたいと私は思う。
そんな風に子供に言ってあげるためには、まずは私がそういう風に生きるしかないと思った。
それが、私の夢である「誇れるママ!」に繋がるんじゃないかな。
だから私は、ブログを書いている。
ブログ担当の方に言われた言葉
その担当の方とお会いした時間はそう多くなかったけど、でも田舎で子育てをしているだけでは経験できなかった時間。
本当にすごく楽しかったし刺激をもらえた。
「一人で頑張ってみよう」と思えたのも、そのブログサービスでの経験がとても大きくて、「夢はなに?」と聞いてくれたからこそ自分の人生についてまた考えられるようになった。
やめるときにお礼を伝えたら返ってきた言葉もすごく印象に残っている。
ほんと、その通り!
当時lineを読みながら、めっちゃ膝を叩いた。笑
それから、私は自分のブログを立ち上げ、好きな仕事をする道を模索しながら日々ブログやイラストを描いています。
まだまだ始めたばかりだけど、ブログを始める前には知らなかった新しい世界を知ることができています。
担当の方にはお世話になった期間は短かったけど、きっかけを与えてくれて本当にありがとうと今でも思う。
大人も夢をみよう
あなたの夢は何ですか?
そう言われたときに思い浮かぶのはどんなことだろう。
特に子育て中のママさんは、子供のことばかり考えていて自分のこと考える時間はそうないから、余計にその言葉が遠く感じると思う。
でも、子供はいつか巣立ってゆくんです。
あなたの人生の主役は、紛れもなくあなた。
自分の人生を楽しくできるのも自分しかいない。
今の生活にモヤモヤがあるなら、自分の夢について考えてみることはとても良いことだと私は思う。
「自分は何がしたいのかわからない」
そう思っている人には、ぜひブログを書くことをお勧めする。
「あ、私って意外とこんなこと思いよったんやな」を知ることができる。
色んなことを考えるきっかけにもなる。
発信していたら、色んな出会いがある。
自分の夢も、ブログを通して見つかるかもよ。
大げさでなく、本気でそう思ってます。
大人でも、主婦でも、ママでも、おじさんでも、夢をみよう。
この記事が誰かの小さなきっかけになるといいなと思います。